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8. アウシュヴィッツ強制収容所2 [2011 ポーランド・スロバキア・ハンガリー]

2011年4月28日(木)~5月6日(金) ポーランド・スロバキア・ハンガリー旅行記

4月30日(土)
アウシュヴィッツ強制収容所の続き。

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収容されていた方々が使用していたベッド。
ひとつの段にかなりの人数が押し込まれていたようです。
当然、衛生状態は良くなく、色々な病気が蔓延していたとか・・・。

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展示がある囚人棟の外に出ると、こんなにキレイな青空。
いつもなら素敵に見える光景が、苦しい気分をさらに苦しくする。
当時も、こんなにキレイな青空だった日があったのだろうか。
そんななかここに閉じ込められ、死の恐怖と闘っていたなんて・・・。

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ユダヤ人女性囚への不妊処置の人体実験や、双子や身体障害者を
対象とした遺伝学の研究実験などが行なわれていた10号棟と、
収容所内の刑務所としての役割のあった11号棟の間にあるのは、

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銃殺に使われていたという「死の壁」。
窓に木の板で覆いがしてあるのは、「死の壁」で行なわれていることを
建物内から見られないようにするため。

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壁の前に裸で立たせ、銃殺していたとのこと。

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お花、私も持ってくれば良かったな・・・。
手を合わせてお祈りだけさせていただきました。

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点呼広場。 10時間以上にも渡って点呼が続くこともあったとのこと。
やはり青空は似合わない・・・。

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すぐ横には、集団絞首台。
見せしめのために使われることもあったのだそう。

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これで、アウシュヴィッツ強制収容所内をほぼ一周。
「働けば自由になる」の門のところまで戻って来ました。

つづく

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